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社会保険の壁を徹底解説|130万円・106万円の違いとは

社会保険2026年1月18日

社会保険には2つの壁がある

106万円の壁と130万円の壁。あなたがどちらに該当するかで、働き方が大きく変わります。

社会保険の壁とは

社会保険の壁とは、親や配偶者の社会保険の扶養から外れ、自分で社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料)を払わなければならなくなる年収のラインのことです。

社会保険料は年収の約15%にもなるため、扶養から外れると手取りが大きく減ってしまいます。

130万円の壁(原則)

年収が130万円を超えると、原則として社会保険の扶養から外れます。これがいわゆる「130万円の壁」です。

130万円の壁の条件

  • 年収が130万円以上の見込みがあること
  • 月収換算で10.8万円以上が継続すること
  • 勤務先の規模に関係なく適用

社会保険料の目安(年収140万円の場合)

健康保険料:年収の約5% = 約7万円

厚生年金保険料:年収の約9% = 約12.6万円

合計:約20万円

106万円の壁(一定の条件下)

2016年10月から、一定の条件を満たすと、106万円から社会保険の加入義務が発生するようになりました。

106万円の壁の適用条件(すべて満たす必要あり)

  • 週の所定労働時間が20時間以上
  • 月額賃金が8.8万円以上(年収106万円相当)
  • 2ヶ月を超える雇用の見込みがある
  • 従業員数が101人以上の企業(2024年10月から)
  • 学生でないこと(ただし夜間・通信・定時制は対象)

⚠️ 注意

昼間の大学生・専門学生は106万円の壁の対象外です。夜間・通信・定時制の学生は対象になります。

130万円と106万円の違い

項目130万円の壁106万円の壁
適用基準年収130万円以上月収8.8万円以上
(年収106万円相当)
勤務先の規模関係なし従業員101人以上
労働時間関係なし週20時間以上
学生の扱い関係なし昼間学生は対象外

あなたはどちらに該当する?

パターン1:昼間の大学生・専門学生

130万円の壁のみを気にすればOK
106万円の壁は適用されません。

パターン2:夜間・通信・定時制の学生

→ 勤務先が従業員101人以上の場合、106万円の壁に注意
それ以外は130万円の壁。

パターン3:フリーター(学生でない)

→ 勤務先が従業員101人以上で週20時間以上働く場合、106万円の壁に注意
それ以外は130万円の壁。

対策方法

対策1:年収を抑える

最も確実な方法は、該当する壁の手前に年収を抑えることです。

  • 106万円の壁 → 月収8.8万円以内
  • 130万円の壁 → 月収10.8万円以内

対策2:労働時間を調整(106万円の壁の場合)

106万円の壁は週20時間以上が条件なので、週20時間未満に抑えることで回避できます。

対策3:思い切って160万円以上を目指す

中途半端に稼ぐなら、いっそ160万円以上を目指すのも一つの手です。社会保険料を払っても、160万円以上稼げば手取りは増えていきます。

まとめ

  • 社会保険の壁には130万円と106万円の2種類がある
  • 昼間の大学生は106万円の壁の対象外
  • 夜間・通信学生やフリーターは条件次第で106万円から加入
  • 社会保険料は年収の約15%(約20万円)
  • 106万円の壁は労働時間で回避可能

💡 重要

本記事は2025年度の制度に基づいた情報です。最終的な判断は勤務先・社会保険事務所でご確認ください。

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